星の王子さま −The Little Prince character−
星の王子さまのエピソードの中に出てくる
絵をラインワークで仕上げました。
この絵はどういうシーンでどんなことを
サン=テグジュペリは伝えたかったのか皆さんはご存知ですか?
この絵のエピソードは星の王子さまの最初のシーンで出てきます。
主人公である「ぼく」は、画家を目指す少年でした。
ある時、(写真の)絵を大人たちに「怖い絵だと思わない?」と尋ね、見せました。
ところが、大人たちに「なんだ。帽子じゃないか。」
「“そんなことよりも“、勉強しなさい!」と言われてしまいます。
その時に、「ぼく」は、(大人たちは、何もわかってなんかいない)と思いました。
何故、そう思ったのかというと、
「ぼく」はこの絵でゾウがウワバミ(蛇)に飲み込まれたことを伝えたかったのです。
だから、「ぼく」は怖くないかと聞いていたのです。
(よーく見ると端の方にちゃんと目がついています:)
これをきっかけに、少年は夢であった画家を諦めて、飛行士になりました。
このエピソードから、何が汲み取れるかというと
大人たちは固定概念に囚われ、子どもたちの豊かな発想に追いつけていない
ということがわかるシーンなんです。
確かに、帽子(ハット系)のシルエットに見えないこともないですが、
どういう意図があってこの絵を「ぼく」が描いたのか
誰も汲み取ってなんてくれなかったんです。
きっと「ぼく」は、一生懸命描いたのに伝わらなかったことも、
汲み取ろうとすらしてくれない大人たちにショックを受けたことで、
夢を諦めてしまったことが書かれています。
(この記事を書いている当方も、同じような経験ありました笑)
折角やりたいことがあるのにも関わらず、
それをひょんなきっかけで諦めてしまうのはとても
勿体無いですよね:(
それに加えて、大人になると気がつけば
固定概念の“普通だったら“や“決めつけ“だったり、
子どもの頃に抱いていた気持ちや、考えを失っていくことが多いことから、
サン=テグジュペリは
「子どもの頃の気持ちを忘れないことの大切さ」を伝えたかったのだと思います。
(当方も、とっても大好きな本です:))
実際にタトゥーが入っているということだけで肩身の狭い日本だと思います。
(ひと昔前と比べたらだいぶ良くはなったとは思いますが、、、)
行けるプールや、海、温泉やジムや家を借りたり、買ったり、
保険の加入ができなかったり様々な部分で不利になることはまだまだありますし、
それが日本において無くなるまでかなりの時間がかかるとは思います。
(特にタトゥーの偏見は根強いです…)
タトゥーだけでなく、ピアスやファッションにおいても偏見の多い国です。
(当方もセプタムに金髪にタトゥーにカラフルな見た目なだけで振り返って見る人もいます笑)
ファッションなどは自己表現の一つだと思います。
自由権(3つの自由権があり、そのうちの一つに
“表現の自由“という権利が含まれています。)が個々であるということは、
ファッション等も自由なのに結局は制限されているのも不思議だなって思います:)
ただ、当方も気になり調べたのですが、どうやらあまり強い権利というわけではなく、
公共の福祉において他者への侵害にあたる場合、表現の自由は制限される様です。
ということは、ジムや温泉などの自分だけじゃない他者も利用する公共の場で、
他者が嫌な思いをする可能性がある限り、それは制限されるということですね:(
だから、企業によってはタトゥーが入っている人が怖いと思う人がいる可能性がある為に
NGにしている場所もあるわけなんですね涙
日本では、まだまだタトゥーに対する偏見があることを
踏まえた上でタトゥーを入れるか否か決めて頂けたらと思います:(
もっとタトゥーがたくさんの人に愛される、
アートな国になるといいですね:)
是非、参考にして頂けたらと思います!