ヤシの木 −palm tree tattoo−
ヤシの木のデザインを
黒インクのみで仕上げました:)
ヤシの木の全般の花言葉は
「勝利」
と言われています。
食材、木材、油の原料などとして、昔は生活に欠かせないものであり、
西洋から中近東の社会では、ナツメヤシは古代文明の領事詩や旧約聖書にも頻繁に出てきたり、
宗教行事などでも神聖なものとして扱われたり、
中でもイスラエルの人たちにとっては、神の栄光のシンボルでした。
その流れから、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教文化圏では、
ヤシの木は勝利と栄光、平和、集団の結束、家族の幸福、正義などを
象徴する植物とされています。
このことから、「勝利」だったり、「成功」「不変の友情」などの
花言葉が日本ではついたとされています。
又、ヤシの木の種類によって花言葉が異なってきます。
ココヤシは「思いがけない贈り物」「固い決意」「成功」が花言葉で、
島崎藤村の詩「ヤシの実」にもあるように、
ココヤシの実が遥か海を渡ってどこか遠いところから流れ着き
誰かの手に渡ることが、贈り物かのように思えることから
「思いがけない贈り物」の由来とされています。
加えて、ヤシの実は殻がとっても硬いことが
「固い決意」という花言葉の由来とされています。
ナツメヤシは「贅沢」という花言葉がついていますが、
昔、クレオパトラの美の秘訣がデーツだったとされていました。
当時の富裕層の女性が滋養食、美容食として食べていたと言われ、
それが由来なのではないかと言われています。
テーブルヤシは「あなたを見守る」という花言葉ですが、
成長がゆっくりなので、小さな株のうちは、屋内にも飾ることができ、
見守ってくれているような姿から由来しています。
シュロは「不変の友情」「勝利」が花言葉とされています。
古代ギリシャ時代の競技大会が関係していて、
大会の優勝者には「シュロで作った枝」と「オリーブの葉でできた冠」が
贈呈されていたことが「勝利」という花言葉の由来とされています。
又、シュロは寿命が長く、100年以上は育つそうです。
基本的に一度植えたら枯れることはなく、葉が肉厚であることから
「不変の友情」と花言葉がついたのでは?とされている為、
確実な情報ではないそうです。
この中で大体、よく聞くヤシの木の種類はココヤシかなとは思います:)
そしてヤシは、木でも草でもないらしいです!
通常の木の場合、年輪がありますが、ヤシにはそれがありません。
竹や笹のように、厳密には木ではない分類になるのですが、
ビジュアルや草と比較すると大きさもあるので、木のような特徴的な植物です。
そして、原産地も不明でヤシ科のほとんどは、世界中で先史時代からあったので、
どこが原産か不明のものがたくさんあります。
シュロは、大体東アジア、ナツメヤシは地中海からペルシャ湾岸辺りではないか
と言われていますが、詳細地域まではわかっていないそうです。
花言葉としても、とても縁起の良い植物で、
また実態が不思議且つまだはっきりとわかっていない植物なので面白いですよね:)
花言葉はもちろん、例えば、これから新発見があるかもしれないという
意味合いなど、タトゥーに自分なりの意味を
含ませて入れるのも素敵だと思います:)
“絶対にこうじゃないといけない!“ということはないので
自由に好きなデザインをタトゥーにした方が後悔もなさそうかなとも思います:)
是非、参考にしてみて下さい!