ハート −Heart tattoo−
ヒップ部分にワンポイントサイズの
シンプルなハートをラインワークで仕上げました。
ハートはとっても人気なモチーフで、
初めてタトゥーを入れる方にもおすすめデザインです。
又、デザインの種類も豊富で且つ
様々な参考写真等も多いのでお気に入りのデザインを
見つけやすいかと思います:)
ハートの起源は色々考えられているらしく、
形の元とされているのはツタ科のアイビーの葉である可能性が高いと言われていたり、
紀元前7世紀頃ギリシャ人の植民地で栽培していたシルフィウムという
ハーブの種がハート型をしていたことからハートのモチーフが生まれ、
貨幣にも使用されたとも言われていたりします。
又、愛を意味するものとされた、比較的初期の例が
「トランプのカード」です。
15世紀のフランスで初めて登場し、
ドイツのトランプが現在のトランプの元になったと言われています。
このドイツ式のカードが「葉」「どんぐり」「鈴」「心臓」でした。
それぞれまた階級があり、
「ハート」・・・純粋な心(僧侶、聖職者)
「スペード」・・・槍の穂先(軍人、貴族)
「ダイヤ」・・・社会秩序を崩壊する兵器(兵士)
「クラブ」・・・クローバーの葉(農民)
これらを見るとハートは階級の高い位にあり、
フランシスコ・ザビエルなどの絵にハートが書かれていることも
理解ができますね:)
そして、ハートは今では、“愛情表現“として使われることが多いですが、
ハートが作られた当時はそういった趣旨のもとで作ったのではなく、
(上記からもお分かりいただけると思います)
ハートが“愛情表現のマーク“となったのは、中世からで、
それもハート=心臓という考えから、
心臓は感情を司ると当時は思われていたので、
愛情表現として使用されるようになったそうです。
時代が進むにつれ、意味合いや使用用途も進化していき、
今は愛情表現のみならず、その可愛らしいルックスから
様々なシーンでデザインのモチーフとして選ばれるようにもなり
より、自由になっていっているのがまた素敵ですね:)
なので、ハートの形も自由に様々ですし、
初めてタトゥーを入れるのに痛みが心配などの方にも
おすすめです:)