蝶
腰に2匹の蝶々が飛んでいるようなデザインで仕上げました:)
羽の中にはぼかしを加えています。
蝶々のタトゥーの意味は
「美の象徴」「幸運」「変化」「成長」「不死(復活)」「恋人との絆」
などが挙げられます。
これらの意味の由来は、
・「美の象徴」「幸運」・・・蝶が美しく舞う姿から。
そして、青い蝶を見ると幸運が舞い降りてくるというお話もあります。
・「変化」「成長」「不死(復活)」・・・蝶は卵→幼虫→蛹→美しい蝶
という様に変化し、成長していく生き物であるそういった姿から。
且つ、「不死」は蛹から飛び立つ姿が「死んだ際に肉体から魂が抜ける様子」と
似ていることからつけられたとも言われています。
又、「復活」はキリスト教でのエピソードがあり、イエスが十字架にかけられ、
命を落とした後、復活する際に、蝶がそのことを伝えるべく
人々の元へと舞い降り、その蝶が向かう先へついていくと
死んだはずのイエスが生き返っていたという話があるそうです。
仏教では「輪廻転生」の象徴として扱われることがあり、
それも蛹から美しい蝶になり飛び立つことから、死後身体から抜け出した魂を
極楽浄土へ運んでくれるとして神聖視されていました。
・「恋人との絆」・・・中国の4大民間説話の「梁山伯と祝英台」という
一つのお話から来ています。(長くなるのですが素敵なお話なので紹介させて下さい!)
梁山伯(男)と祝英台(女)という男女がいました。
17歳の美しい祝英台は勉強することが大好きで学校へ進学を望んでいたものの、
当時の中国は女は優秀な男の家に嫁ぐものであり、
学業は男がするものという文化であったため、進学を望みますが、
両親にも反対され、難しく一度諦めます。
そして仲人にタイプではない男を紹介され、“学業を犠牲にしてこの男と一緒になるのは嫌だ“
と、やはり諦めきれず、祝英台は男装をし、こっそり進学することを決めます。
そこで、学校へ向かう道中に出会ったのが梁山伯でした。
この梁山伯は裕福ではない家柄でしたが、2人は共に過ごしていくうちに
仲良く意気投合して行きます。
ただ、梁山伯は祝英台が女であることには気付きませんでした。
そうして後に、祝英台の父にばれてしまい帰ってこいと言われ、
帰宅するしかなくなった祝英台は
“私とそっくりな妹がうちにいるから結婚したければ会いにきて“と
梁山伯に伝えました。
帰宅すると祝英台は仲人が紹介してきたある男と結婚させられそうになります。
そして、梁山伯が祝英台の妹に会いに家まで来てみると、
その妹というのは祝英台本人のことで驚きとともに喜びました。
ですが、祝英台の父親に梁山伯との結婚を反対されていることを
梁山伯に伝えると彼は祝英台と一緒にいられないことが辛くショックで
数日して病に倒れ死んでしまいます。
その知らせを聞いた祝英台は三日三晩泣き明かします。
しばらくすると、彼女は父に“その男(結婚しそうになっている男)と結婚してもいい。
けれど、結婚当日の花嫁の輿は必ず梁山伯のお墓の前を通ること“と伝え、
その約束を父も承諾しました。
その当日、花嫁の輿は梁山伯のお墓の前まで来ると、祝英台は輿から下りて
お墓の前で泣き崩れました。
すると、急に空は暗くなり、激しく風が巻き起こり、雨が降り始めました。
そして突然、激しい雷鳴がとどろき、大地が揺れ始め梁山伯のお墓が裂け
祝英台がすぐにお墓の中に吸い込まれるように飛び込むと、
お墓は元に戻りました。
やがて、風も雨も止み、太陽が現れ、お墓の周りにはお花が咲き、
さらには一対の蝶がお墓の中から舞い上がり、
周りのお花の中を舞い、飛び交いました。
という切なくもロマンチックなお話から由来されていると言われています。
死んででもこの人と一緒がいいと思える相手ってすごいですよね。
また梁山伯のお墓が割れたのも梁山伯が招き入れてる気もします。
他にも蝶と関連するお話やスピリチュアルなエピソードなど
たくさんあるのでまたご紹介します:)
ロマンチックな蝶々のタトゥーは
デザインも豊富なのでおすすめです*
担当者:彫師 Natsuki
予約当日の施術:可能
施術時間:40min
痛さレベル(10段階):5