十字架 −cross tattoo−

十字架 −cross tattoo−

 

上腕に細かいデザインの

十字架をカラーなしで仕上げました。

 

十字架のタトゥーの意味は、

「神聖」「神への愛」「復活」「困難に対する勝利」「希望」「生きる力」

などが挙げられます。

*国や地域、宗教などによって異なることもあります。

中には、「死」「愛」「人生」などの意味が含まれることもあるそうです。

 

十字架はそもそも、

キリスト教の大切なシンボルの一つであるため、

キリスト教と関連付いている意味合いがやはり多いです。

だからと言って十字架を身に着けているから、(アクセサリーなども含め)

キリスト教を信仰しているとも限らず、十字架のシンボルそのものが

カッコよくて好きという方の方が日本ではほとんどだとは思います。

 

では、何故大切なモチーフになったのか、

起源や歴史はどういったものか簡単にご紹介します:)

 

十字架は、古代地中海世界で磔の刑で使用されるものでした。

その磔の刑というものは、最も残酷な重刑の一つでした。

ローマ人は奴隷や、凶悪犯人以外は、かなり残酷なものであった為

あまり磔の刑には処さなかったと言われています。

又、旧約聖書には、磔の刑にされた者は呪われるなどとも言われていました。

 

そんな最中、キリストは大罪人として磔の刑に処されました。

何故、キリストは大罪人として扱われたのかというと

ユダヤ教を批判したことにより、支配者であったローマ帝国への

反逆者として磔にされました。

ただ、この磔にされたのもイエスが死人を生き返らせたり、

荒れ狂う風や湖を静かにしたりすることで、

人々はそのイエスの行動を見て驚き、感動し、

イエスが神の子だと信じるようになっていったのです。

その様子を見たローマ政府は、イエスを恐れたことにより、

政治的反逆として、ローマ総督ピラトにイエスを

死刑にすることを迫り、ピラトは内心“そこまでの罪ではない“と

思っていたものの、群集などにも迫られたことにより、

死刑判決を下し、イエスは磔によって殺されてしまいました。

ですが、その三日後イエスは復活を遂げました。

このことから、もっと信仰は深まっていくのでした。

(この日をイースター、復活祭としてキリスト教ではお祝いするのです!)

その後、キリスト教を公認した

コンスタンティヌス1世によって磔の刑は禁止されたそうです!

 

このような背景から、

十字架は「受難(肉体的、精神的苦痛)」を象徴するものでもあり、

「復活」「困難に対する勝利」「希望」「奇跡」などの

意味が含まれるモチーフとなりました。

 

又、「生きる力(生命力)」の意味の由来は、

キリスト教以外での十字架のマークからきているそうです。

十字架はキリスト教が誕生する前からシンボルとして

意味があったと言われています。

起源は旧石器時代まで遡るのですが、

大昔の人たちは、十字架の四隅はそれぞれ

“土・水・火・風“の4元素を表し、

縦と横の線が交わる形が「天と地」と結ぶことを表しているとされていました。

このことから、十字架のマークは自然界のパワーの交わりなどを

表すモチーフとされていたことがわかります。

それらから由来して、「生きる力(生命力)」「エネルギー」

の象徴、意味がついたと言われています。

 

このようなことから、

十字架の意味深さと古くから親しまれてきたモチーフであることがわかりますよね:)

意味を重視して入れるのも良いかと思いますし、

見た目重視で入れるのも素敵だと思いますので、

参考までにして頂けたらと思います:)

 

 

 

 

 

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