アダムの創造 −Creazione di Adamo tattoo−
アダムの創造の片手だけスカルにしたデザインを
黒インクで仕上げました。
アダムの創造が一体どのようなもので、
どのように描かれたのかご存知ですか?
アダムの創造は「Creazione di Adamo tattoo」という名前で、
それを描いた人は、
ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナロティ・シモーニです。
ミケランジェロは、1475年3月6日に、現在のトスカーナ州アレッツォにあたる、
フィレンツェ共和国のカプレーゼに生まれました。
ミケランジェロが6歳の時、母フランチェスカが長い闘病生活の末に亡くなり、
当時のミケランジェロ一家は石工の一家と共にセッティニャーノに住み、
父ルドヴィーゴはこの地で大理石採石場と小さな農園を経営していました。
そして1490年以降から1492年にかけてミケランジェロは彫刻を勉強します。
その後、西洋美術史のあらゆる分野、（それこそ絵画や建築なども）に大きな影響を与え、
多才さから万能の人と呼ばれました。
アダムとは神が最初に創造した男性のことで、
そのまだ人間になっていないただの土人形の状態であるアダムに
命を吹き込む瞬間を描いたもの、
要は「神による人類創造の瞬間」が描かれています。
本来、旧約聖書には鼻の穴から命を吹き込んだとあるのですが、
ミケランジェロはそれを指と指が触れ合うその瞬間として描きました。
なので、このアダムの創造の絵の時点では、
まだアダムは人間ではなくただの土人形なんです。
又、アダムの創造はヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の天井に描かれています。
現代ほど物に溢れてはいなかった当時、
どのようにしてミケランジェロは描いたかというと
足場を自分で組み、立ったまま、もしくは仰向けで描いたそうです。
加えて、手直しのできないフレスコ（顔料と水）で描いているので、
いかに画力があるのかが伺えます。
ただ、フレスコというものは耐久性も高いものになるので、
今でも綺麗な状態で見ることができるそうです:）
そもそも、ミケランジェロは自分は彫刻家であり、
画家ではないと思っていた上に、最初はやる気がなかったそうです。
ですが、ローマ教皇ユリウス2世の命令には逆らえない為、渋々描いたそうです。
そして、完成まで4年かかっています。
（最初雇った6人の助手がいたにも関わらず、早々追い払いほぼ
ミケランジェロ1人で完成させたそうです）
やる気は最初ないものの、やるとなったら仕事を
きちんと熱心にこなすミケランジェロの姿勢がかっこいいですね！
人類が創造される瞬間、ミケランジェロの代表作を
アートなタトゥーにして刻むのはカッコいいです:）
＊ちなみに…懸命に制作に取り組み、長い年月をかけて完成させ、
今日まで親しまれてきたミケランジェロのヴァチカン、システィーナ礼拝堂にある絵は、
ストリートビューでも（画質や迫力はもちろん劣るが）見ることができるそうなので
気になる方は是非、見てみて下さい:）
担当者:彫師 AYAKA
予約当日の施術:可能
施術時間:1.5h
痛さレベル(10段階):3
当店では細い線のワンポイントタトゥーやレタリングタトゥーを得意としています！
女性スタッフ.女性彫師も在籍しておりますので、タトゥーを入れるのが初めての方や女性の方にも安心してご来店いただけるかと思います！
わからないことや気になることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。
T.C tattoo tokyo
ティーシータトゥー東京
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