ローマ数字 レタリング −lettering tattoo−
上腕にローマ数字のレタリングを施術しました。
ローマ数字は、元は羊の数を数える為に、
頭数を木に刻んで数えていたそうです。
そこで、ただ刻むだけだと縦の棒(I)が増える一方で、
数えにくかった為、5区切りでV、10はXとし、
数えやすくしたそうです。
加えて、元はひつじを数えるためのものでもあった為、
“3999“までしか数えられなかったとも言われています。
そして、現在はアラビア数字でいう4をローマ数字にすると“Ⅳ“、
9は“IX“と表記しますが、発祥時期と表記が異なるのではないかと言われていて、
ⅣはIIIIと表記し、Ⅸは VIIIIといった形だったのでは、とされています。
しかし、この昔の表記の仕方だと、ⅢやⅧと見間違えたり混乱を招く可能性があります。
その為、ローマ数字の表記法が改善され、現在の表記になったのではないかと言われています:)
(ただ、アンティークの懐中時計や、カルティエ、ロレックスなどの文字盤の
“4“を表す位置にIIIIを使用していたりします)
ひつじを数えるところから始まり、
現在も様々なシーンで用いられていて凄いですよね:)
そしてパッと見、見慣れていない数字表記になるので、
数えにくい、読みづらいのですが、
数え方のコツを掴むと簡単に読めるようになります:)
基本となる数字の右に加算する数字を置いて、左側に書けば逆に減算され、
同じ数を繰り返していいのは3回まで
というこの法則を覚えると楽に読めるようになります。
例:9 だとしたら、9=−9+1
9=I+X
9=IX
11だとしたら、11=10+1
11=X+I
11=XI
ということになります:)
ローマ数字のレタリングになると、アラビア数字と比較しても
字体も豊富ですし、ルックス的にもお勧めです:)
是非、デザインに迷われている方是非、参考にしてみて下さい!