腕 レタリングタトゥー
前腕、手首周辺に細いラインの筆記体の
レタリングを施術しました。
レタリングのデザインを考える時に選ばれる言語で
多いのはやはり“英語“です。
当たり前のように身の回りに現代は英語で溢れていますが、
起源をご存知ですか?
元は現在のイギリス、昔のブリテン島でおよそ5世紀頃に
生まれたとされています。
ジュート人、サクソン人、アングル人などの
“ゲルマン系民族“が、新たな土地を求め現在のデンマークとドイツ北部から
北海を渡ってブリテン島へやってきました。
当時のブリテン島ではケルト系の先住民“ブリトン人“たちによって、
ケルト語とその方言が使われていました。
しかし、ゲルマン民族の侵攻を受け、
ブリトン人たちは現在のスコットランド、アイルランド、
ウェールズ地方にあたるブリテン島の北部や西部に追いやられてしまいました。
*「イングランド(England)」や「English」という言葉は、
古英語を話す人々が住む「アングル人の地」という意味の
古英語「イングラ・ランド」が由来らしいです:)
5世紀〜11世紀の時代の言語は“古英語“、“古期英語“と呼ばれます。
上記にもあるように侵攻してきたゲルマン系の
民族達は同じような言葉を話していました。
その言語がベースとなり、形成されていきました。
そんな古期英語は現在の英語の音も構造もかなり異なり、
約85%は現在の英語では使用されていません。
(約15%は使われてるのはすごい)
現代英語で使われている一般的な単語の約半数は
古期英語がルーツになっているとされています。
(古期英語は5世紀〜11世紀の間、先史・原始時代、初期、後期と分類されます。)
その後、11世紀〜15世紀後半の英語を
“中英語、中期英語・中世英語“と呼びます。
この頃、1066年に今のフランスの一部(ノルマンディ公)であった征服王ウィリアムが
イングランドに侵攻し、征服します。
新たな征服者である「ノルマン人」は、当時のフランス語を
持ち帰り、宮廷や支配層によって使われるようになります。
その結果、ある期間は下流階級が当時の英語を話し、
上流階級が当時のフランス語を話すという、
身分によって使う言語が異なる状態が続きました。
ただ、14世紀頃には英語が再びイングランドで
主要言語として使われますが、
フランス語に影響されている単語がたくさんできました。
(中英語は、初期中英語と後期中英語に分けることができる)
そして1500年頃〜現代の近代英語は
中英語の末期にかけて、発音に大きな変化が起き、
母音の発音がどんどん短くなりました。
それ以降も、17世紀半ばまでにかけて、発音、単語、文法といった
個別の変化のみならず、他国との接触が増え、
それに加え、イギリスでの“ルネサンス“(文化復興)が
始まったこともあり、色んな新しい単語やフレーズができ、
英語自体が大きな変化を遂げました。
さらに、印刷機が導入されたことで
共通の言語を使った印刷物を作成することが可能になり、
本の価格も下がり、識字率も上がったことにより、
英語が徐々に標準化されていきました。
*この時代にあの有名な“シェイクスピア“が誕生しました。
シェイクスピアが創作し始めたのは、
戦乱や植民地化などの外国との関わりが生まれ、英語が劇的な
変化を遂げる最中であり、且つシェイクスピア含め
他新興作家たちは英語の表現に限界を感じたことで、
彼らによってさらに英語は変化していきました。
その後に、産業革命と大英帝国の勢力拡大を背景に、
18世紀、19世紀そして20世紀初頭に英語が世界中に広まっていきました。
大陸続きの国であると隣国の文化などもすぐに取り入れ、
発展させていくことが可能であったことも
大きく関わっていそうですね:)
(個人的見解)
ちなみに、書体・フォントに迷っている方は[dafont.com]を、
入れたい文章が決まらないという方は、[レタリングタトゥーで人気のある文章]をぜひ参考にしてみてください!
担当者:彫師 NABE
予約当日の施術:可能
施術時間:30分
痛さレベル(10段階):3
当店では細い線のワンポイントタトゥーやレタリングタトゥーを得意としています!
女性スタッフ.女性彫師も在籍しておりますので、タトゥーを入れるのが初めての方や女性の方にも安心してご来店いただけるかと思います!
わからないことや気になることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。
T.C tattoo tokyo
ティーシータトゥー東京
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