数字 ワンポイントタトゥー
可愛らしく小さめな数字のワンポイントタトゥーです。
普段から使っているこの数字は、
“アラビア数字“といい、
一番身近な数字だと思います。
こういったアラビア数字は名前の通り、アラブで生まれたものかと
思われることが多いのですが、
実はそうではなく、生まれは“インド“でした。
紀元前3世紀以前頃から、古代インドで“1から9“までの数を表す9つの数字ができました。
この最古の数字のことを“ブラーフミー数字“と言います。
ブラーフミー数字はまだ“位取り記数法“ではありませんでした。
*位取り記数法・・・N進法とも言われ、予め決めた数の記号が、全て出尽くすと
桁が変わる(10進法だと9の次は桁が増えて10…ということ)
何故、“ブラーフミー数字“の時は“位取り記数法“でなかったかというと
当時まだ“0がなかった“からです。
それから、3世紀〜5世紀頃になって、
“バクシャーリー数字(古シャーラダー数字)“が生まれ、
後に、9世紀頃に “グワリオール数字(Gwalior)“ができます。
ただ、それよりも前には“0”という概念と数字が発明されており、
7世紀頃のインドの数学者“ブラフマグプタ(Brahmagup)“が定義し、
数理天文書に、“0“の定義を記しています。
ですが、紀元前500年頃の古代バビロニアでは、記号としての
“0“は既に存在しており、数字の“0”の表記ではないですが、
楔形文字が使用されていました。
しかし、記号だけではなく値として定義したのは
ブラフマグプタなので、その時に、発見、発明されたと言えます。
こうして“0”ができたことにより“位取り記数法“が可能になりました。
そしてグワリオール数字の次に、“サンスクリット・テーヴァナーガリー“、
“西アラビア数字“、“東アラビア数字“へと進化していきました。
後に、これらの数字がさらにヨーロッパまで広まり、
今から約500年前に現在のようなアラビア数字ができました。
それ以降、ヨーロッパの人々が「アラブから伝わった数字」という意味で
これらの数字を“アラビア数字“と呼んだことから
今現在も呼ばれています。
そんなアラビア数字が日本に来たのは
ペリーらにより鎖国が終わり、西洋文化と技術や知識が伝わり、
19世紀中頃になって日本にアラビア数字が入ってきました。
それまでの日本は、そろばんを使って計算していたのに対して、
アラビア数字を使えば、紙に書くだけで簡単に計算できてしまうという
当時はかなり、画期的で衝撃的でした。
そこからというもの、
今の私たちには欠かせないものになりました。
そして意外と歴史的に見ると、
アラビア数字も最近なのが分かりますよね:)
担当者:彫師 NABE
予約当日の施術:可能
施術時間:5分
痛さレベル(10段階):3
当店では細い線のワンポイントタトゥーやレタリングタトゥーを得意としています!
女性スタッフ.女性彫師も在籍しておりますので、タトゥーを入れるのが初めての方や女性の方にも安心してご来店いただけるかと思います!
わからないことや気になることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。
T.C tattoo tokyo
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