すずらん −Lily of the valley−
足首にすずらんのタトゥーを
小さくカラーなしで仕上げました。
すずらんのタトゥーの意味は、
「幸福」「幸せ」「純粋」「純潔」
などが挙げられます。
すずらんそのものの花言葉は、
「純粋」「純潔」「謙虚」
です。
すずらんはピンクのものもあり、
ピンクのすずらんの花言葉は「可愛らしい」「愛らしい」
白のすずらんは「幸福」「再び幸せが訪れる」
が花言葉だそうです。
「純粋」「純潔」の花言葉の由来は、
すずらんの花の形が、聖母マリア様が被っているベールに
似ている為、ヨーロッパでは聖母マリアの花とされてきました。
そのマリア様のイメージである言葉がついたそうです:)
「謙虚」という花言葉は、
すずらんの花が大きな葉に隠れるように咲くその姿から
付けられたと言われています。
「再び幸せが訪れる」という花言葉は、
ヨーロッパなどの寒い地域に住む人々にとって、
春に咲くすずらんが暖かい季節がやってきたという象徴と
されてきたことから、由来しているそうです。
なので、日本でいう桜のように、
春の訪れを知らせてくれる花なのです:)
これらの花言葉から、恐らく上記に記述した
タトゥーの意味がつけられたのだと思います:)
*ちなみにすずらんには、古くから語られている逸話があります。
森の守護神である聖レオナードはある時、
森の中で恐ろしい大蛇と遭遇しました。
その大蛇は、レオナードに火や毒を飛ばし、襲ってきたのです。
三日三晩戦いを繰り広げた結果、
レオナードは見事に大蛇に勝利するものの、瀕死の重症を負い、
その場で倒れてしまいました。
その彼の鮮血が、徐々に辺りの草木を染めましたが、
不思議なことに血まみれの草地からすずらんが咲き乱れたのです。
それは、レオナードのことを聖霊たちが称えたもので、
すずらんによって彼を癒したとされています。
というお話が語り継がれているそうです:)
すずらんは小さく咲く、可愛らしい花ですが、
実は花と根には多くの毒を持っています。
その毒には、強心作用のあるコンバラトキシン、
コンバラマリンなどが含まれていて、触る分には問題ないのですが、
体内に摂取すると、頭痛や目眩、嘔吐、血圧低下、心臓麻痺などの
症状が現れ最悪の場合、死に至ることもあるので
お子さんやペットなどが口にしないように気をつけて下さいね!
綺麗な花には毒があるんですね…:(
見た目も可愛い花なので、是非デザインの参考にして下さいね:)