百合とリボン −Lily & ribbon−
足に百合とリボンを組み合わせたデザインを
カラーなしで繊細に仕上げました:)
百合のタトゥーの意味は、
「純潔」「清純」「威厳(権威)」「優雅」
などが挙げられます。
*国や地域によって異なることもあります。
中には、「平和」「繁栄」の意味のシンボルとしても
扱われることもあるそうです。
百合の花は「聖母マリア」の代表的なモチーフ、
アトリビュートとなっています。
あまりマリア様の生涯は聖書にほとんど記載がない為、
情報が少なくその中でもわかる範囲での紹介となりますが、
どんな人物と言われているのか簡単にご説明します:)
マリア様は、古代イスラエルのダビデ王の血を引く
ユダ族出身の父アキムとレビ族出身の母アンナの一人娘として
紀元前17年頃のイスラエルのナザレで生まれました。
そして、3歳の11月21日より、敬虔なユダヤ教徒として
エルサレムのソロモン神殿に仕えながら育ちました。
そんな中、14歳になったマリアは神の意思により
マリアよりもかなり年上の大工であったヨセフと婚約します。
その婚約後の3月25日、大天使ガブリエルがマリアの元に現れて、
「神の恵みによってお腹に主なる男の子が宿った。
その子にイエスと名付けよ。」と言われたのが受胎告知です。
こうして、マリアは処女懐妊を知りました。
そして、当時浮気や不倫をすると死刑として罰せられていました。
なので、結婚前に身に覚えのない妊娠にヨセフは驚いて
周りに知られる前に離縁しようとしましたが、
しかし、天使ガブリエルがヨセフの夢に現れ、
その妊娠は神の意志によるものと告げたこと、慈悲深いヨセフは
マリアを受け入れて結婚しました。
このことから、何が汲み取れるかというと、
マリアは神様に従順であり、深く信仰をしている模範であり
純粋であることがわかります。
そんなマリアのアトリビュートである
百合に「純潔」「清純」の意味が付けられるのもわかります。
又、百合の花は大きく堂々と咲き誇るその姿から
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という諺にもなっています。
そういった背景から「優雅」「威厳」の意味が
ついたと言われています。
この気高い姿から、西洋の貴族の紋章に使われることも多かったそうです:)
そして、リボンのタトゥーの意味が
「良縁のシンボル」「平和」「人と人を結ぶ」
などが挙げられます。
リボンは“結ぶ“ことから
“人と人を結ぶ“などと扱われることもあるそうです。
そして、風水においてリボンは“四緑木星“の象意とされています。
なので、元々髪の毛には思念が宿りやすいと言われているので、
きちんと手入れをし、それをリボンで“結ぶ“と良いなどと言われています。
又、リボンの形によって意味が変わるようで
蝶々結びだと「永遠の絆」という意味になるそうです。
アウェアネス・リボンとなると、
「社会問題への意識」を示す目的で使われ、
色などで異なるのでデザインを決める際には、気をつけて下さい:)
百合もリボンもポジティブな意味があるモチーフなので
是非、デザインで悩まれている方は参考にしてみて下さい:)